パソコン会計のススメ

税理士江連祐治

著者:江連祐治税理士事務所 税理士 江連祐治

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前回述べましたように、
日々の取引を振替伝票へ仕訳する転記の作業を繰り返し、
「貸借対照表」と「損益計算書」を手書きで作成するのは、
かなりたいへんな作業です。

そこで会計ソフトを使って入力すれば、
むずかしい簿記の仕組みを知らなくても帳簿がつけられます。
パソコンショップの業務ソフト売り場へ行ってみると、
さまざまな種類の経理ソフトが販売されています。

そこで会計ソフトを選ぶときの6つのポイントをお話ししたいと思います。

〈ポイント1〉  帳簿形式で入力できること。

振替伝票形式の入力は「借方」「貸方」の仕訳ができないと入力できないので、
現金出納帳などの帳簿形式で入力できるものがおすすめです。
また、入力できる帳簿の種類もチェックしておくことを忘れずに。

〈ポイント2〉  「摘要」の入力の充実度の高いものを選ぶこと。

よくでてくる摘要をあらかじめ登録することができるか?
また登録した摘要の集計や分類ができるか?
よく使う内容を登録しておけば、何度も入力する手間が省けるので便利です。
その際にはある程度の入力文字数があるものを選ぶとよいでしょう。

〈ポイント3〉  勘定科目に補助科目が設定できること。

たとえば、得意先や仕入先が複数ある場合、
それらごとに「売掛金」や「買掛金」を管理したいときに、
勘定科目に補助設定を行うことで、残高管理まで可能となります。

〈ポイント4〉  消費税に関する設定機能があること。

消費税の申告を行う事業者は、
日々の取引から消費税に関する事項を集計して、納税額を計算する必要があります。
ですから課税取引や非課税取引などを入力・集計できる機能があると便利です。

〈ポイント5〉  コピー用紙に印刷ができること。

ソフトメーカーが指定した用紙でないと印刷できない場合が稀にあります。
そうなると、用紙の購入コストがかかるので、
コピー用紙にも罫線入りで印刷できるかどうかも確認しておいたほうがよいでしょう。

〈ポイント6〉  サポート体制がしっかりしていること。

販売店の会計ソフトのパンフレットをみれば、
上記のことができるかどうかやソフトのシステム機能とデータ処理件数が
書かれているはずですので、チェックしてみてください。
またソフト会社のホームページで調べることもできます。

日々の業務処理で使うものですから、使う人のやりやすいものでないと、
会計処理がストレスになってしまうことと思われます。
「デモプログラム」をダウンロードして、実際に使ってみて決めるのもよいでしょう。

使う人と会計ソフトとの相性の問題もありますので、
一概にどれがいいとはいえませんが、
参考にして相性のいいソフトを選んでいただければと思います。

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